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「じゃー、そろそろ他も見るか
笹本、お前行きたいとこある?」




「うん!こっちにあるみたい!行こ!」




あたしは橋村の腕を引っ張って
あたしの行きたいとこに行こうとした




―――数分後




「…あれ?」




な、なんでもとの場所に戻ってるの!?




「…お前、どこに行きてぇんだよ」




「えっと…ペンギンの方に…」




そしたら橋村に、すっごい大きなため息をつかれた




「反対方向だし…」




「……え」




「ったく…こっちだよ」




そう言って、あたしの手を引っ張って歩きだした