あたしの救世主





いつもより少し低い声でそう言った




「橋村……」





「目があったと思ったらいきなり走り出すし…」




「そ、それは…ごめん……」




てか…なんか今日素直じゃね…?




…ったく…許しちまうな…




「まぁ、いいや。行くぞ」




そう言って、さりげなく手を繋いだ




ちょっとでも…俺を気にしてほしい




「どっか行きたい所あるか?」




「へっ!?」




「なに間抜けな声出してんだよ」




「う、うるさいっ!!」




…これじゃあ、いつも通りじゃん…