あたしの救世主





生徒達がぞろぞろと自分達のクラスに
戻っていく




なんか…笹本もすぐ帰ろうとしてるし…




「…ちょっと来い」




思わず、引き止めてしまった




「えっ!?ちょっ、何!?」




「いいから」




そのまま俺は笹本を連れて
体育館の外まできた



「……えっと…何?」



連れてきたはいいけど…




二人になりたかったとは言えねぇしな…




「さっきさ…」




「ん?」




「試合始まる前…お前さ…
『がんばれ』って言ってたよな…」