あたしの救世主





目が合うと




不意に胸が高鳴るのが分かる




いつもより違う動きをしている




恥ずかしいけど
目をそらすことは出来なくて




ずっとこのままでいたいなって思うんだ…




今なら、素直になれそう…




あたしは橋村に




今一番伝えたい言葉を
すごく小さな声で呟いた




それと同時に試合開始の笛が鳴った




橋村は、あたしから目をそらさずに




そのまま軽く微笑んで




コートに入っていった