あたしの救世主





体育館のあちこちから
黄色い歓声が




「橋村くぅ~ん!!」

「こっち向いて~!!」

「カッコイイ~!」



おーおーおー




すんごい人気ですこと




みなさん
目がハートになっておりますよ…




「………え、マジ…」




「?優ちゃんどーしたの??」




突然優ちゃんが
低く小さい声でそう呟いた




「ヤバい…岸先輩じゃん…」




「岸先輩??」




「うん…三年の岸先輩って
陸上部のエースでスポーツ万能

多分…橋村君と互角かも…」