淳は




すこし意地悪だけど
最後はいつも優しかった




それに、すごく話してて
楽しかった




淳と話してると
いつもわくわくしていた




そして




不意に見せる彼の笑顔が
あたしの心を動かしていった





あたしは淳に振り向いてほしくて
自分なりに頑張った




「淳!あたしの貸した教科書は!?」




「…あ!!ごめん!忘れた!」




「えぇー!!」




「ごめんて!
俺の一緒に見せてやるから!」




「…なら、いいよ~」




『まぁ、ラッキーだったけど//』