「……そっか…紗希は、汚い部屋だからここで、暮らしたくないんだ……」

わぉ…本音がポロリしちゃったよ★祐樹くん、テンション下がってるし…

「そ、そんなんじゃないよ?」

「ほっ、本当?」

「う、うん…」

私が、そう言うとパァァァと祐樹くんの表情が、明るくなった気がした。

「あ、ありがとう!!」

犬みたいだな。