意地悪そうに、だけどどこか楽しそうに 話すシュウさん。 まるで与えられたばかりのオモチャを遊ぶかのように。 「あいつがあんな顔するなんてね〜」 あんな顔とはどんな顔の事だろう。 私はまだ、リュウガさんのことを何も知らない。 きっとシュウさんは彼の色々な事を知っていて、色々な表情を知っているんだと思ったら 何だか胸が苦しくなった。 「まぁ仲良くしなよ!」 「あ、はい!」