「A組だよ!イツキは?」 「えー!まぢか!俺もA組だよ!明日から一緒だな」 心底嬉しそうに笑うイツキ。 今日はレイジのせいで散々目立って友達どころじゃなかったけど、イツキと同じクラスなら安心だ。 良かった、友達出来て。 この時の私は彼らと一緒にいる事の意味を全然分かっていなかったと、翌日知ることとなる。