「はい!かんせーい!アオイちゃん可愛い〜」
ユメちゃんが私の姿を見るなりキラキラと目を輝かせる。
「ちょっ!やば!アオイちゃんめっちゃ可愛いんだけど!」
髪をアップにしてお花まで付けてくれたシズクちゃんが大きく目を見開いてる。
「これは看板係りアオイちゃんで決定だね!」なんていつの間にか役割が決まっていて無理矢理看板を渡された。
でも、ただただボーっとするしか出来ない私は断るどころかきちんと看板を手にしていて
皆が着付けを終えて、教室の最終準備に取りかかる中
「あーちゃんめっちゃ可愛いー!やばいよそれ!」



