そんな事するわけない!
むしろこんな綺麗なリュウガを誘惑する自信なんてこれっぽっちだってない!!
ただアワアワとする私に「ふっ」と少しだけ笑ったリュウガは
「食われても良いんだな?」
そのままリュウガの顔が近付き私の首元へと移動する。
ドキドキどころか心臓はズキズキ言い出す始末で、
「…まっ…て…リュウガ」
待っても何も、こんな事してる場合じゃないのにただ同様しか出来ないくて、
「冗談だ」
「………」
もしかしたらこれはリュウガ流アメリカンジョークなのかもしれない。
ちっともジョークになんてなってないけど、全然楽しいジョークじゃないけど。



