ガタっ ロッカーを開ける。 あたしのロッカーは下にあるから しゃがまなくちゃならない。 「あ、やべっ」 危うくしたを向いたせいで鼻水が 流れ出るところだった。 なんとかセーフで腕で鼻をおさえる。 ロッカーから数学の教科書を取り出し立ち上がった。 「・・・っ」