_________ ______ クシュンっ 「何、そのオーソドックスな くしゃみは!!」 「普通がいちばん!!」 そう、なんだかんだぐずぐずしている間に 月日は流れ、もう2月になっていた。 「もうバレンタインだよ?」 「うわ!!今1番向き合いたくない現実!!」 「何それ」 凛が笑う。 「だって、晴斗に渡していいものか 悩んでまして・・・」 「渡せ!!」 「えー。」