俺は、奈美しか眼中にない。 何度言い聞かせても、奈美は解ってくれない。 最後にはいつも大喧嘩をしてしまう。 妄想の世界から連れ戻す為、何度も身体を重ね、 その度、 「どうして私だけじゃ我慢できないの?」 潤んだ瞳、白い肌、細い腰‥‥‥ ヤキモチを焼く姿が可愛くて奈美の妄想を否定しきれない俺がいた。 俺も結局馬鹿なんだろう。 それもこれもやっぱり奈美を愛しているから・・・