学校を出たところでボールが転がってきた。
ボール取りに来た4~5歳くらいの男の子が私の方へ走ってくる。
男の子を見ていたら交差点を急スピードで曲がる車がこちらへ向かってきていた。
男の子へ
「今車が来てるから来ちゃダメっ!」って大きな声で言ったけれど聞こえていないみたいだった。
フラッシュバックのようにトラックに轢かれた優太の姿が浮かび、嫌な汗をかきながら私は走って男の子を突き飛ばした。
車は急ブレーキを掛けたが止まれず、私を突き飛ばした。
嫌に鈍い痛みが走る。
男の子は今何が起こったのか混乱して泣いている。
あぁ‥優太もこんな感じだったのかな?
優太…私、子どもの命救えたみたい。よかったぁ~・・。
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みゅー、聴こえてるか?
子どもの命救うなんてすごいな。
僕、みゅーを連れて行きたい。…だけどまだ僕がみゅーを連れていくのは早いみたいだ‥。
僕の親に【優太は天国で元気していました。】って伝えて。
みゅー、ごめんな?たくさんたくさん僕のせいで泣かしちゃったな…。
みゅー、僕は離れたところでみゅーを見守るとするよ。
みゅーが本当にここに来るときは僕がお迎えに行く。だから今は生きて?
みゅー、僕は本当にキミを愛してる。
だけど僕に縛られないで‥。
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