次の日が葬式で‥その次の日が通夜…告別式だった。
優太の両親は私のことを可愛がってくれていた。
実の娘か嫁か‥そんな扱いだった。
優太が亡くなった今でも心配そうに気にかけてくれる。
バタバタと走っている人、泣いている人…私を気遣ってくれる人…‥
私、実感なんて今でもないよ?だって今でも私の中で優太は生き続けている。
優太と私はずっと一緒だもの。
ねぇ?なんで?なんで??
優太の両親が私に小さな包みを渡した。
赤のチェックの入った包みからコロンッと落ちてきた。
何だろうって拾い上げると優太のYと美佑のMの頭文字でY♡Mと彫られてあるシンプルな指輪。
包みの中には小さなメッセージカードもついていた。
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大好きなみゅーへ
ハッピーバースデイ、みゅー
多分渡すのでいっぱいいっぱいになりそうなので書きます(笑)
7月20日であっていたよね?僕より先に誕生日来ちゃったね。‥少し悔しいよ。
泣き虫みゅーより年下なんて…というより大好きなみゅーより年下だったら格好がつかないななんて//
プレゼント何にしようか迷ってみゅーの友達に聞いてこの指輪を選んだんだ。
もっとカワイイのを選びなよーとか言われたけどこれが僕の精一杯。
みゅー、大好きだよ。もしこの先みゅーが僕以外を好きになってもずっと好きでいる自信があるよ。僕の最初で最後の恋はみゅーだけのもの。
だからずっとそばにいたいです。みゅー、愛してる。
高野優太より
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メッセージ‥優太らしい文だ…
「私も大好き‥愛してるよ?…‥ねぇ、優太…ねぇ…‥私の傍からいなくならないで‥?」
メッセージカードと指輪、包みを握りしめ、うわ言のように何度も何度も言った。
「私も優太が最初で最後の恋だよ――――・・・」

