「頑張ったな、ミレイ。」 スタジオから出ると 電柱に持たれたルキがいた。 「待っててくれたの?!」 「当たり前だろ。」 ルキが私に近づき 「良くやった、良くやった。」 とワシャワシャと頭を撫でた。 「ペット扱いですか。」 「そうふて腐れるな、ミレイ。 俺様が褒めてやってるんだ。」 本当に上からしか言ってこない奴め。 ドキドキしてる自分が憎い。