吸血鬼と歌姫と



帰り道、近所の公園に立ち寄った。



街灯の下にあるベンチに座る。

ギターは横に立てかけた。





夜空を見てから目を閉じて鼻歌を...



私だけのステージ。


私だけのスポットライト。



自分に酔った。


そうでもしないと

今にも、心が折れそうだったから。