むぎゅ。


「ゔっ....」


ルキに両頬を片手で掴まれた。



そしてグッと顔を近づけると


「今度、俺が教えてやろう。」


と不敵な笑みを浮かべた。




一瞬、息が止まった。


全身が熱くなる。





「またな、ミレイ。」



呆然とする私をよそに
店から出て行ってしまった。






その後、私が後輩達に質問攻めにあったのは言うまでも無いだろう...