「もう終わったのか?」 「あっ、はい。 終わりが分かりづらくてすみません。」 思わず謝ってしまう。 「いや、そんなことは構わない。」 彼が立ち上がる。 「お前、見た目によらず 綺麗な歌声をしているな。」