Jazz Barを渡り歩いて一週間が経った。 手掛かりがない上、ルキの感性だけが頼りなので、少しも進展しなかった。 「ルキ、着いたよ。 この辺りだとここが最後かな。」 私が扉を引こうとするとルキに止められた。 「一応、男女で行くんだ。 エスコートさせろ。 そんなに俺に恥をかかせたいのか?」 そう言ってJazz Barに行く度にエスコートしてくれた。 調子が狂うなぁ... 「ほら、ミレイ入れ。」 扉を引いてルキが待ってくれる。 「ありがと。」