琉依は「平気」と言ってるが、実際、全然そんな顔をしていなかった。 今にも泣きそうな、そんな顔だった。 「貶すわけねえだろ?」 「え?」 「だってさ、これ確かに美味しくはなかった。だけど頑張って作ったんだなって伝わってきたんだ。」 琉依の気持ちが、料理には込められていた。 それは嘘じゃない。 琉依の気持ちが伝わってきたから、まずかったけど完食した。 本当は焦げたものを大量に食べちゃダメだからな!よい子も悪い子もマネすんなよ?