「琉依!!」 そう。 校門に立っていた人物は、琉依だった。 「あんた、この私をいつまで待たせるつもり?遅いんですけど!」 「あ、ごめん。待った?…じゃなくて、なんでオマエこんなとこに来てんだよ!?」 なに謝ってんだよ俺! てか、『あ、ごめん。待った?』なんて、なんかデートの待ち合わせみたいだな(笑) なんてなー。 「キモい。なにニヤけてんのよ!」 「なっ!?ニヤけてなんかねーよ。」