「「…え?」」





しかし、そこにいたのはお袋ではなかった。



綺麗な長い黒髪。
スラッとしたスタイル。
そして何より、
ボリュームのある胸が…




「いやぁぁ!!変態ー!」




え、変態!?
辺りを見渡しても誰もいない(俺ん家だから当たり前か)。
変態って、俺!?



「琉依(ルイ)ちゃん大丈夫ー?」


そう叫んで洗面所に入ってきたのは、俺のお袋だった。