「はぁ?エスパーなんてあんた信じてんの?ばっかみたい。 さっきからあんた声に漏れてんのよ。」 えww まじかよ。全然気がつかなかった。 「また漏れてるわよ。」 「嘘!?」 「…嘘。」 琉依はそう言って舌をペロッと出した。 その姿に心をくすぐられる。 琉依もこんなイタズラっぽい顔するんだな。 やべ、俺タイプかも。 そう思っていると琉依は出した舌を慌てた様子で引っ込めた。