俺がそう言うと、琉依ちゃんは不満そうな顔をした。 漫画とかだったら「む~!」って書いてるような顔だな。 「なによ・・・昨日は"琉依"って呼んでくれたくせに・・・。」 え!?///// 今、何となくボソッと聞こえた言葉は…? 琉依ちゃんはハッと目を見開いた。 「あ、いや、『昨日は"琉依"って言ったのに、なんで今日は呼ばないのかな?』って疑問に思っただけよ!アンタに"琉依"って呼んで欲しいとか、そんなんじゃないから!」 琉依ちゃんの顔は真っ赤になっていた。