【完】妹かコイビトか



6月28日…俺は近くの喫茶店で、川崎と会う約束をしていた。


「よぅ。」

「あ、潤くん!」


川崎はニコッと笑い、俺に手を振ってきた。


「ねね、あの男の子2人格好良くない?」

「ホント!ヤバい!」


周りからそんな声が聞こえてきた。

いやいや、かっこいいのは川崎だけだろ。


最近川崎は髪を短めに切り、かなりかっこいい男の子になった。
学校の野郎は、川崎が男だということにかなり驚いていた。
まあ当たり前か。


「遅いよ。」

「悪い、川崎…。」


俺が謝ると、川崎はブスッと不満そうな顔をした。