「…アンタと同じ部屋だって?冗談じゃない。」 あれ?なんか琉依ちゃんの様子が… 「あの…琉依ちゃん?」 俺は恐る恐る琉依ちゃんに声をかけた。 「気安く私の名前を呼ばないでくれる?」 え…琉依ちゃん、さっきお袋たちが出て行ってから性格がコロッと変わったんだけど。 「えと…琉依ちゃん?」 「だから、気安く呼ばないでって言ってるでしょ。私を誰だと思ってるの?」