出て行ったはずのお袋が、いきなり大声を出して帰ってきた。

俺かなりびびったー。
琉依ちゃんもびっくりしている様子だった。



「ちょっと待って!言い忘れてたことが…」



また言い忘れかよ!
お袋どんだけだよ。



「そっそれで、言い忘れって?」



琉依ちゃんがお袋にそう訊ねた。



「兄妹仲良く暮らすために、あなた達同じ部屋で過ごしてね!ベッドはまだ1つしかないから、ベッドが来るまで同じベッドで寝なさい。」



…?
えええぇぇぇ!?