琉依のこと、大切な妹だって、思ってたのかも。 前から妹欲しかったし。 だから、こんなに胸が痛いんだ。 「あの…え…?」 琉依は顔を真っ赤にして慌てていた。 琉依ももしかして、まだ川崎のことを…? 琉依に彼氏ができてほしくないって思う。 これも琉依が俺の妹だから、なのか? 「あ、う、きっ今日は遅いし、もう帰ったほうがいいんじゃない?」 ご、ごまかした!ごまかしちゃったよ琉依! 「えー。明日土曜日なんだし、泊まっちゃダメ?」 「え!泊まり!?」