「アンタには関係ないでしょう。」 そう言う琉依の声は、普段と違って元気がなかった。 「私、もう寝るから。 絶対部屋に入ってこないでね。」 そう言って琉依はフラフラしながら二階にあがっていった。 …やっぱり琉依酔っ払ってんのかな? だから今日俺が家に帰ってからずっと優しかったのかも。 捨てられた缶のお酒、ノンアルコールだったんけどな。(笑) 琉依、一体どうしたんだろう。