「琉依ちゃんは、私のことなんて、もう忘れちゃったのかな?」 え…? 「忘れちゃった」って? 私と陽菜さんって、前にも会ったことあるっけ? ううん。今日が初めてだよね。 「琉依ちゃん、忘れてるみたいだね。」 陽菜さんはそう言って後ろにいた私の方に振り向いた。 怖い。 そう思って、私はひたすら走った。 それでも陽菜さんは追いかけてくる。 なんというか、目が顔が怖かった。 今にも襲われてしまいそうな感じだった。