ひとりぼっち

あいつがあたしに近寄ってきたんだ。


どうしよう。



すごく格好悪いよねあたし。




だって間違いにもほどがある


間違いだもん。


逃げるか。よし、ここは逃げよう。




勢いよくブランコから


降りて走ろうとすると


あいつの腕に捕まり




即座に胸の中に押し込められる。