羽蝶蘭




「ついていくから自分で取りにいってこい」



まぁ、それが妥当だろう



マサキに目をやると、相変わらず眠そうな目をしている




「一週間分でいいの」


「あぁ」




奴はきっと長くは喋れないのだろう



眠すぎて。