ママは最近帰りも遅く、
いつも私や 私と同じ事務所の子の
スケジュールの管理、
事務所の管理を行なっている。

そして、彼女もアイドルなのだ。

私はそんなママが昔から
大好きで、憧れの人だ。


最近は、一緒に帰れる事も少なくて
少し寂しかったり…


…いや、寂しくはないかも!
(どっちだよ!)


そう思いながらも、私は
“アヤネ”という正体が
バレないように、
深く帽子をかぶって事務所を出た。