心は晴れたよ。

「さっ!これからどうする?」

剛は、あたしの方を向いた。

よーく見ると剛ってかっこいい。

高くてすっとした鼻に、

色っぽい口びる。

整った顔立ちで、見とれてしまう…。




「おーい?」

見とれているあたしに頬にキスをした



「な、なんなの、急に?」

「お前が聞いてないからさ~!」

「目、覚ましてあげた!」

「も、もーう!!」

「はは。わりぃ、わりぃ!」

あたし、そんなにおかしい??



「で、どうする?」

「映画見たい!」

あたしは、迷わずそう言った。

「よし!じゃあ映画館に…」

「で、でも、あたし映画館苦手なの…



「暗いし、目がいたくなって剛の顔も

見えなくなる…。」

「可愛いっ…。」

「じゃ、DVDかりて俺ん家で見よう」

「う、うん。」

お店に向かって歩いてる時剛は、あた

しの手をつないでくれた。