教室と同じ階にある音楽室に着いた。

あたしたちは、椅子に腰かけた。

「あのね…」

「あたしの話聞いてくれた時、あたし

を好きって言ってくれたよね…?」

「うん」

「あたしも真田が好き。」

「マジ?」

「う、うん!」

「やべぇ……。」

「超嬉しい。」

「あたしとつき…」

「待って」

「俺が言う」



「俺と付き合ってくれ。」


「はいっ!」



「おい、泣くなよ…?」

あ、あたし嬉しくて泣いてたんだ…。

あたしが真田を見上げると真田はあた

しを抱き締めてくれた。