ドンッ!いきなり市原はあたしのことを壁におしつけた。

ヤバイ殴られる!
目を強くつむった。

なのに痛いということは全くなく、なぜか唇にやわらかい感触が…。

全く状況が分からないい。

あたし市原にキスされたの⁈
嘘でしょ。

市原のキスはなぜか優しくかんじた。

「お前顔まっか!リンゴみてぇー」

やっぱり最低。

「大切なファーストキスを!」思わず大声で叫んでしまった。

その言った瞬間アイツは「へぇーやっぱりか。お前みたいなブスが彼氏できたり、キスできたりするわけねぇーよな!」
「嘘つきだな。」

しまった。
途端になぜか涙があふれてきた。