「おじゃましまーす」 そろそろと家に入る。 「誰もいねーよ?」 そろそろ入る、私を可笑しそうに見て笑う。 「独り暮らし?」 「そうだけど?」 にしても、男の子の独り暮らしにしては、部屋がとても綺麗だ。 黒と白の家具でシンプル。 床とかもピカピカで……… ちょっと以外な一面をまた見た気分。 「ちょっと!!始まったよ!!」 と、莉子の声で私達はテレビの前へと移動した。