「お前ホントちびだよなぁー」




今日も来た。




あたしは声がした男の方を睨んだ。





「ちびじゃないもん!」



あたしは男の方にあっかんべーをしながら言った。




そう、こいつはあたしの好きな人。




いつもからかってくる。




だけどあたしは、そんな彼が好きなんです。




だけど彼はあたしが好きだというのには気付いていない。