An opening of such a love

「あたしは・・・もてないですから」





嘘だろう。


君がもてなかったら誰がもてるんだ?




それこそ神童みたいなやつか?




ありえねえ。




まああいつにあんなかわいい彼女がいること自体がありえねえけど。って




俺、なんか変なこと言ったか?


彼女が俯いてしまった。





「ごめん。俺、そんなつもりで言ったんじゃないんだ。すずちゃんかわいいし、
何で彼氏がいないのかなって思って」




「かわいくないですよ。デブだし。
それにあたしちゃんと好きな人と付き合ったことないんです。紹介されたりしてま、いっかって付き合ってそれなりに好きになっても本気になれないからすぐふられちゃって・・・」





俺と同じじゃねえか。


俺は俯きながら泣きそうに話す彼女の頭を撫でた。