伊藤さんが帰ったあと、あたしたちはパソコンの前に集まった。

新しいあたしたちの活動場所…。

 「じゃ、設定とかは俺がしておくよ。
俺達のしたいことしていいっていってたし、音楽だけにこだわらなくてもいいかもね。」

瀬名がそういった瞬間にソラ君はコントをしようと言い出した。

 「俺らのギャグセンじゃ無理だよ…。
考えてみろよこのメンツ…。」

翡波がため息まじりにそう言った。

 「まぁ、色んなことして成長してこうよ。
俺達のペースでさ!」

真瞬君がそう言うとみんなが笑顔で頷いた。