「新しい恋...ってもこの歳じゃあ厳しいかぁ?」 「そんなことはないんちゃう? でも俺はもうええわ。」 手を横にヒラヒラさせた。 「俺には家族も葵もおるからな。」 「また過去を引きずるのかよ。」 龍馬が呆れる。 「ちゃうよ。 もうな...葵以上に愛せる女は現れへん気がするねん。」 「波美の時にもそう思って、葵ちゃんが現れただろ?」 「状況が違うやん。 あの時の残念な俺を、立ち直らせた葵に勝てる女はおらん。波美でも無理かもしれへん。」