講義が終わって、一目散に出て行こうとする彼女を見て気づく。 肘、怪我してる。 周りに砂もついてるし、 絶対さっきぶつかった時のだな。 席から立ち上がる彼女を呼び止める。 「ちょっと待って! それ、俺のせいだよな?」 彼女の肘を指差す。 「えっと...あの、大丈夫なんで気にしないでください。」 ぱしっー 歩き出した彼女の手首を掴む。 「手当するから着いてきて。」 強引に彼女を手当できそうな場所に連れて行った。