「お前、美優ちゃんにベタベタだな。」
鈴木君に呆れぎみに言う。
「はい。龍馬さんも娘ができたらそうなりますよ?」
「俺が?!」
「娘の結婚式で号泣してたりして...」
「それはお前だろ?」
「ゔ、そうっすね...」
鈴木君と話で盛り上がっていると
美優ちゃんがこちらにやって来た。
「どうしたんだ?美優?」
鈴木君の服の裾を握ったまま黙っている。
「あのね、パパ。
龍馬さんとお喋りし過ぎだよ?」
パパにヤキモチか。
「ごめんな、美優ちゃん。
俺、パパを独り占めしちゃってたよな」
首を横に振る美優ちゃん。
「パパが龍馬さんを独り占めしてたの」
...え?
鈴木君を見ると俺と同じく驚いていた。

