はぁ... ったく。
「まぁ、お前らにしか分かんねぇこともあるんだろうけど、もっと上手く別れろよな。」
「それは言えるな。
取り敢えず、俺は葵が幸せになるんなら何でもええわ。」
葵ちゃんの幸せを願いながらも、
その瞳はしっかり前を見つめていた。
トモ...変わったな。
親友の変化に嬉しかった。
「よし!もう飲んでるが乾杯しようぜ」
気持ちを切り替えてトモに提案した。
「そうやな。でも、何に?」
「んなもん"トモの手術の成功を祈って"に決まってんだろ?」
「それは有難いな」
カチンとグラスを鳴らした。

