「真咲…お前、すげぇな」
「…やば、すっげえ恥ずかしい」
今更、だ。
『俺が嫉妬しちゃうから』だなんて、よく言えたもんだ。
「でも、彼女にとっちゃあ嬉しいと思うぜ?」
「だといいんだけど」
結依が嬉しいならいいかもっ。なんて、俺は相当な彼氏バカだ。
「HR始まっちゃうぜ、早く戻ろう」
「うん」
俺と石沢は早足で教室へと向かった。
「んーっ、やーっと昼休みだ!んじゃ、結依のとこ行ってくるっ!」
「いってら」
俺は、走っちゃいけないとわかってても走って結依の教室へ向かった。
「ゆーいー!」
教室に着いて、ドアの外から呼びかけると、結依は駆け足でこっちにきた。
「行こう」
「うん」

