ネヴィルとシャロンが出会って一月が過ぎた。
悪魔であるネヴィルにとって、一月という時間は一瞬の事の様に感じられる。
それでも、シャロンとの関係は驚く程深くなっていた。
シャロンもまた、ネヴィルの事を誰よりも頼りにしている。
朔の夜。
ネヴィルはベルと共に居た。
「本当にいいんだな?」
「悪魔の貴方がそんな事を言うの? 貴方と誓いを交わした日から今日まで、私の決心が揺らいだ事など一度もないわ」
「そうか」
廊下の壁に掛けられた蝋燭の灯りの中、二人は並んでゆったりとした足取りで歩いている。
ベル、そしてシャロンが決して踏み込むことを許されていない本邸。
その許しを難なく破り、ベルは堂々と本邸の地に足をつけている。
ネヴィルが立ち止まり、ベルも足を止めた。
ベルは目の前の扉の取っ手に手を掛け、静かに押した。
真っ暗な部屋の中に廊下の灯りが漏れる。
ベルは迷うことなく足を進めた。
その少し後ろを歩くネヴィル。
立ち止まったベルの見下ろす先には、キングサイズのベッドで二人の幼い子がスヤスヤと気持ち良さそうに眠っている。
悪魔であるネヴィルにとって、一月という時間は一瞬の事の様に感じられる。
それでも、シャロンとの関係は驚く程深くなっていた。
シャロンもまた、ネヴィルの事を誰よりも頼りにしている。
朔の夜。
ネヴィルはベルと共に居た。
「本当にいいんだな?」
「悪魔の貴方がそんな事を言うの? 貴方と誓いを交わした日から今日まで、私の決心が揺らいだ事など一度もないわ」
「そうか」
廊下の壁に掛けられた蝋燭の灯りの中、二人は並んでゆったりとした足取りで歩いている。
ベル、そしてシャロンが決して踏み込むことを許されていない本邸。
その許しを難なく破り、ベルは堂々と本邸の地に足をつけている。
ネヴィルが立ち止まり、ベルも足を止めた。
ベルは目の前の扉の取っ手に手を掛け、静かに押した。
真っ暗な部屋の中に廊下の灯りが漏れる。
ベルは迷うことなく足を進めた。
その少し後ろを歩くネヴィル。
立ち止まったベルの見下ろす先には、キングサイズのベッドで二人の幼い子がスヤスヤと気持ち良さそうに眠っている。



