その日、家に帰ってメールした。 やっぱりあたしは、直接聞けるほど、 強い女じゃないから。 「別れたい?」 送る瞬間、何故か涙があふれた。 鼓動がハンパなく早くて、 振られるって決まってなんかないはずなのに 不安でしかたなかった。 20分後 >>「お前は?」 そう、返ってきた。 「別れたくない、だって、大好きやもん」 涙で手元が見えないながら 一生懸命打った、1文。