『結婚を前提にお付き合いすることになりました』







そうシュウが告げた途端、部屋中に響き渡る叫び声。


ルイはびっくりしすぎて、持っていたティーカップを落としてるし


「あ、あははは‥‥‥‥‥‥」


もはや、あたしは笑うしかできない。


少し気になってヒサの反応を見ようとすると‥‥いない。


さっきまでキャベツを食べていた場所に、ヒサはいなくていきなり目の前が少し暗くなる。


「‥‥‥!」


いつ、移動したんですか。


知らない間に、ヒサはあたしとシュウの目の前に立っていた。